
No Quarter: Jimmy Page & Robert Plant Unledded
1994年、遂に実現したレッド・ツェッペリンの2人のフロントマン、ジミー・ペイジ(G)とロバート・プラント(Vo)のプロジェクト。ロバート・プラントのバック・バンドにロンドン・メトロポリタン・オーケストラとエジプシャン・アンサンブルを加えた編成で行われた「MTVアンプラグド」のためのライブ・パフォーマンスを中心に編集されています。新曲4曲に新たにアレンジされたツェッペリン時代の楽曲10曲を収録。(US盤、UK盤では全13曲)
ドラマティックな展開で圧巻のパフォーマンスを聴かせるツェッペリン時代の代表曲"カシミール"他収録。
ペイジとプラントのプロジェクトという事に加えレッド・ツェッペリン時代の楽曲を演奏という事になるとファンはどうしてもツェッペリンのハード・ロック・サウンドを期待してしまいますが、期待されすぎたことで損をしているアルバムです。基本的に「MTVアンプラグド」向けの演奏ですし、バンドの編成を見ても分かるように別物として聴くべきアルバムでした。また、実験的な要素も多く、どちらかと言えばプラントの好み及び意向がより強く反映されており、ファンの期待とは裏腹にペイジとプラントによる新しいサウンドの模索といった意味合いの強いサウンドになっています。レッド・ツェッペリンの再結成ではなく、あくまでもペイジとプラントによるプロジェクトであるということを強調したかったのかもしれません。
(但し、アルバム発表後のワールド・ツアーではよりハード・ロック色の強い演奏に変わっており、ツェッペリン・ファンとしては喜ばしいものの、このアルバムでのサウンドはいったいどういう趣向だったのか、と思わせられるところもありました。)








