![]() | How the West Was Won Led Zeppelin Atlantic 2003-05-27 |
結成35周年を記念して2003年にDVD(収録曲はまったく違います。『Led Zeppelin DVD』参照)とともに発売された、レッド・ツェッペリンの一番の魅力であるライブ・パフォーマンスの全貌を1972年の全米ツアー、6月25日LAフォーラム、27日ロング・ビーチでの公演からコンプリートした3枚組CDのライブ・アルバム。名盤4thアルバム発売の翌年のツアーということもあり、各曲ともにステージ上での演奏で鍛え上げられており、スタジオ盤とは違った新しい魅力が生まれています。この時期はまだロバート・プラントも全盛期の声が出ていますし、他のメンバーも好調で、バンド一丸となったノリに乗った勢いのあるプレイを聴くことが出来ます。(特に25日の演奏はメンバー本人達も気に入っているようです。)
ヤードバーズがアメリカで人気が高かったことから、ツェッペリンもデビュー後から精力的に全米ツアーを幾度となく行っており(レコードの売り上げ的にも規模が大きいこともあります)、アメリカでその人気を積み上げてきたツェッペリンのこれまでの集大成的な全米ツアーになったのではないかとも思われます。
時期的に『聖なる館』(1973)発売前のため、このライブではそれ以前の『I~IV』までの曲と後に『聖なる館』に収録される新曲から構成されています。ライブ盤として初めてアコースティック・セットを収録していることも特筆です。途中にロックン・ロール・メドレーが挿入される、お馴染みの"胸いっぱいの愛を"での演奏も圧巻。また、その他の曲も『BBCライブ』が発売されるまでは唯一の正規版ライブ・アルバムだった1973年のツアーを収録した『永遠の詩』とは比較にならないほどテンションの高い演奏を繰り広げています。例えば『永遠の詩』で、1曲目の"ロックン・ロール"に痺れた人は是非このアルバムの"ロックン・ロール"と聴き比べて下さい。「もっと凄い演奏があったのか」と必ず驚く筈です。それほどまでに、このアルバムでのツェッペリンの演奏は、テンション、レベルともに高く、何故今までこれを発売しなかったのかが一番の疑問として残るアルバムです。
Disc 1
1. LA-ドローン
2. 移民の歌
3. ハートブレイカー
4. ブラック・ドッグ
5. 丘のむこうに
6. 貴方を愛しつづけて
7. 天国への階段
8. カリフォルニア
9. ザッツ・ザ・ウェイ
10. スノウドニアの小屋
Disc 2
1. 幻惑されて
2. 強き二人の愛
3. ダンシング・デイズ
4. モビー・ディック
Disc 3
1. 胸いっぱいの愛を
2. ロックン・ロール
3. オーシャン
4. ブリング・イット・オン・ホーム
Jimmy Page.....g.ジミー・ペイジ
Robert Plant.....vo.ロバート・プラント
John Paul Jones.....b.ジョン・ポール・ジョーンズ
John 'Bonzo' Bonham.....ds.ジョン・ボーナム









