
Manic Nirvana
『ナウ・アンド・ゼン』の成功を受けて前作の延長線上のサウンドで制作された5thアルバム(1990年)。前作以上にソリッドなハード・ロックを聴かせますが、改めてツェッペリン再結成を否定するかのように今作ではゲストを迎えず自らのバック・バンドのみでレコーディングされています。しかし、"ユア・マ・セッド・ユー・クライド・イン・ユア・スリープ・ラスト・ナイト"ではレッド・ツェッペリン時代の"ブラック・ドッグ"の歌詞を盛り込むなど、ただ単に遊び心なのか、狙っているのか、はたまたプラントの迷走具合を表しているのか、とファンの気持ちを惑わせ、且つ煽るような仕掛けも入っています。
このアルバムと前作『ナウ・アンド・ゼン』に関しては、自らのツェッペリン時代を闇雲に否定せず「これぞロバート・プラントの音楽だ」と言い切ってもらっても良かった程のアルバムで、渋い大人のロックを聴かせてくれます。








